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越後の國の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)公式ブログ

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2013年 05月 28日 ( 1 )

※この回答は店内のニュースレターにも同じ内容で掲載されています。

 先日、毛筆のお葉書きをお客さまからいただきました。

内容は入店システムが面倒で、たかが一杯のうどんで50席もない店にここまでする必要はない、という主旨でした。
 本町に移転して慣れないお客さまもいらっしゃるので、ごもっともお話ではありますが、なぜ、このシステムなのか?というお話をします。

 最大の理由はたくさんお待ちいただいている時に玉の在庫数の把握が大雑把で長い時間お待ちいただいていながら、玉切れでご提供ができなかった苦い経験が幾度もあったことです。

玉切れをさせないためには足りない分を次々と作れば良いんですが、当店では48時間以上かけた低温長時間熟成の自家製麺のため、急に玉数を増やすことが難しいです。

お待ちいただくからには食べてご満足いただきたいので、一日の予定食数を決めてその範囲なら絶対に食べていただけるようにしたかったのです。

また、昭和町のお店では待合の場所が狭く駐車場も二つに分かれていましたので、店内で待てない場合は外でひたすらじっと待つしかありませんでした。

小さなお子様連れのお客さまには本当に申し訳ないくらいの負担をおかけしているのを見て、車内でエアコンの効いたところで待つなり、お買い物を済ませている間に席の準備ができるようにしていきたいと考えました。

そこで携帯にご連絡する方法が現時点ではベストだろうということで、受付機で携帯電話番号を入力できるようなプログラムを組んでもらいました。

 そういう発想から始まった入店システムですが、本町に引っ越してから投書いただいたような内容のご意見を直接いただくことも時々あります。

 ご指摘のように来店順序に関係なくメニューを決めた方から注文し、その順番にお出しするとか、出来上がりを待って並んで受け取るようにするなどの方法が具体的にはあると思いますが、私には少し心配なことがあります。

 本町では昭和町よりもご高齢のお客さまがたくさんいらっしゃいます。

早い者勝ちの注文を採用した時に注文のタイミングを逃してじっと待っている人が出てしまうのではないか…

 レジに注文を急ぐ方が狭い通路に並んで入店・退店が今以上に混雑する…

更にできあがったうどんを受け取る方と食器を返す方がそこと同じ通路を使うようになると店内は混沌となります。

 席待ちにしても整理券なく、席の空いた順番に着席するようにすると、30年前くらいのゲレンデ食堂がそうだったように、食べ終わりそうなお客さまの後ろに立って、退席を急かすようなムードの中で食べなくてはならない場面も出てくるでしょう。

 私はこの店を快適で気楽に楽しんで欲しいと思っています。

その為には、声の大きい人が優先されるようなルールでは却って混乱が生じると思います。入店の交通整理が必要になります。

確かに受付機を使い、注文のために席を立って、商品の受け渡しもセルフというのを煩わしいとお感じになるかもしれませんが、早い者勝ちルールにして店全体が殺伐とした雰囲気になることは避けたいと考えています。

 整理券の番号順にお呼びし、ご注文を伺い、その順番に沿って、お食事をお出しするのはどなたにとっても公平です。

公平であれば、社会的弱者でも順番さえ守ればよいので安心してご来店いただけます。

当店は、そのルールに沿って今後もやっていきたいと考えておりますので、入店システム設置の趣旨をご理解いただき今後ともよろしくお願いしたいと思います。

店主 小川隆治
by up-jp | 2013-05-28 19:44 | 営業のご案内 | Trackback | Comments(0)