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越後の國の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)公式ブログ

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2007年 07月 10日 ( 4 )

memories「彦江製麺所」

c0092877_23505.jpg彦江製麺所は去年初めて坂出に来た時に1軒目に訪れたお店で文字通りの打ちたての茹でたてを食べさせてもらって感動したお店。
ぐずら氏は同じ店には二度行く方針ではないのだが、やはり朝一番の茹で立てうどんの魅力には勝てず、後輩の意見に同調してもらった。
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冷たいんをおばちゃんに〆たそばから丼に入れてもらって、出汁醤油で食べる。
ん~~これや!でも、去年よりもちょっと硬いのは、僕らが外で待ち構えていたのでおいちゃんが焦ったんやろうか…しかし、ぎゅっというくらいのしっかりした腰があってそれなりのボリュームはあるけれど、ツルツル入っていく。

初めてここへ来た時もそうだったんだけれど、美味そうな香りが漂ううどん出汁の鍋の前を通過して丼を置いて帰ることがどうしてもできなくて、結局お替りをする。
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今年は、薄味に炊いたおあげを一枚載せて。ゲソ天はちょっとボリュームがあり過ぎてあとでつっかえる。
ふんだんにイリコを使ったと思われる出汁が良い。
晒の袋にパンパンになるくらい出汁の材料が放り込んであるのをおばちゃんが引っ張り出していたのを見ていたから、かなりオーバースペックな出汁だと思った。

何店も一日にうどんを食べ歩いていて思うけれど、僕らは何年かのうちに一度が二度くらいしかその店には行かないわけで、当然、麺も出汁もばらつきが出てしまっている時に偶然行き当たることもある。
自分の味覚自体が究極の美味いものを知り尽くして、「美味い」とか「まずい」とか言っているわけではないので、あくまでもその基準は自分の味覚の経験以上にはならないものだと思っている。

こうやってブログにいろんなお店の食べ歩いた結果を書いているけれど、そのお店がそこにあって繁盛しているのは、一見の僕らのようなお客さんが繁盛させているのではなくて、そこに住んでいる人たちが気に入って毎日毎日通っておられるから繁盛しているわけで。
地元でそのお店を育てている皆さんとお店でコンスタントに美味いものを出そうと毎日努力しておられる大将に本当に感謝したい、と彦江さんに行って改めて思った。
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by up-jp | 2007-07-10 23:19 | うどん店 | Trackback | Comments(0)

memories「おか泉」

「ま、いろんなお店あるけど、やっぱここの洗礼は受けんと。」と言われて案内してもらったのが宇多津町の「おか泉」
全店制覇攻略本の広告ページでもひときわ目を惹きつけるのは、ここの冷や天おろしのそそり立つ二尾の大海老天とピカピカの麺。

午後4時という中途半端な時間にも関わらず、店は満席。
今日は朝7時の池内から始まって、7軒ほど歩いているのでけっこうお腹は満たされているが、しかし締めを飾るのなら、ここでステータスシンボルの冷や天おろしを食べないわけにはいかない。
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天麩羅の揚げ方の芸術点も見といてよ、とぐずら氏。
実際に手許に丼が運ばれて来てみると、この海老は確かにデカイ。

ちょっと甘めで濃い目のぶっかけ出汁をかけていただく。
麺はムニュムニュした粘っこい食感の麺。
天麩羅は熱々で、あまりしつこさはなく食べやすい揚げ方をしてあって、なるほど値段と内容のバランスが良いことで、お客さんの平均単価が上がっているのだろうということが容易に予想できる。
ここへ来てセルフ店のように生醤油うどんやかけを頼む酔狂な人はほぼ皆無だろう。

海老のサイズは揚げ縮んだとしても丼の差し渡しくらいの大きさはあるので、ブラックタイガーかパナメイ海老かは分からないけれど、いずれにしても特大サイズ。
楽天の業務寄りの商品を出しているところで値段を調べてみると、一般的には1本130円くらいはしている。
そこは他の商品と比べると原価はかかるが、数が出るので粗利も出やすい仕組みになっていると想像できる。

つくづく看板メニューがオンリーワン状態であるのは、繁盛する底力になるんだなぁと感心する。きっとこのメニューの開発には、当時は誰もこういう食べ方を考えてなかったり、「うどんにそんなに金を払うわけがない!」と決め付けられていたりしたんだろうな、ということも想像に難くない。
ところが、ヒットすることが周囲に分かってくると、他店もそれを真似しようとするが、その頃には安く海老や野菜を仕入れるルートや効率よく手間のかかるメニューを迅速に出すためのノウハウが構築されていて、他店が真似しようと思っても真似のできないところに行ってしまっていることが多いのではないか。
こういう店の販売戦略を勉強する上でもこのお店のメニュー構築、情報発信の仕方は勉強になった。

一つだけ残念だったことは、せっかくおいしいうどんと天麩羅を出しているお店なのに、働いている若い店員さんたちに笑顔がなかったのはなんでだろう?
商品一つとっても競争力のあるものだし、第一「おいしかったですよ!」とレジで行って帰るお客さまもたくさんいるのに、笑顔が途切れてしまっているのは単純に日曜日の大混雑で疲れているだけだと思いたい。

でも、そんな状態でも一見のお客さまにもどんなお客さまにも笑顔がほしい。
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by up-jp | 2007-07-10 23:03 | うどん店 | Trackback | Comments(4)

memories「丸山製麺所」

ぐずら氏が二日目の朝食は、宿のものは食べない、と宣言。
初日は、「朝は普通にご飯が食べたい。」という後輩のわがままを聞いてくれたが、二日目は先輩に従う。そうそう度々は香川に来られないので、別のもんを食うて腹が一杯になってしまうのが惜しい、というわけらしい。
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前夜、麺三郎さんやkeitafさんたちと飲んで、〆に鶴丸まで行ってダメ押しをした体には、確かに普通のご飯は喉を通りそうにない。
7時チェックアウトして、高松市宮脇町の「丸山製麺」へ。
朝6時から営業しているというお店は7時ちょい過ぎでも、パラパラとお客さんが来る。

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あつあつをもらって、山内以来食べ損なっていた小エビのかき揚げを載せる。
じわっと染み出した油が程よく旨みのある優しい味のお出汁に混ざり合って、二日酔い気味のお腹に優しく優しく浸透してくる。

うどんをテーブルに置いた途端に写真なんかを撮り始めるもんだから、おいちゃんが「あんたたちうどん巡りしとんのやったら、このガイドのパンフレット持っていき。」と手渡してくれた。
実は、今日の午後には高松を発つんだとはその笑顔を見ていたら言えなくなって、ありがたくパンフレットをもらって店を出てきた。

なんかホッコリと温かいね、うどんは。
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by up-jp | 2007-07-10 22:33 | うどん店 | Trackback | Comments(0)

memories「岸井うどん」

c0092877_22153487.jpg善通寺の岸井うどん。
最近、テレビの旅ぐるめ番組なんかで、見かけたことがあるお店で、なんと言っても店舗が園芸用のビニールハウスだという時点で、雪国人はTKOなのであります。
大行列に並ぶこと20分。ようやくオーダー体制に入ったら、春菊天のアイデアに感心させられる。

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麺三郎さんとぐずら氏は生醤油うどんとか冷たい系のうどんを、僕は釜玉をいただく。

手切りの麺は麺三郎さんが言うには「麺線バラバラ攻撃」に当たるらしく、丼の中で一番細いものと太いものを一生懸命探しておって、「ほらぁ~~~!」ときしめんの三倍くらいの幅の麺を引っ張り出して見せてくれた。

映画「UDON」の中でもキャベツのように麺を切る手許が出ていたのはきっと岸井の大将だろう。
もっちりとして重みのある食べ応え十分なうどんは、素朴でおいしい。
究極の美味さかどうかなんてどうでも良くて、存在感たっぷりで善通寺のオンリーワンなのかなと思った。誰もこの同じことは真似ができまい、と思った。
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by up-jp | 2007-07-10 22:21 | うどん店 | Trackback | Comments(0)