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越後の國の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)公式ブログ

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意図せずして「鳴門うどん?!」

短くて柔らかくてちゅるりら~な鳴門うどんの噂は聞いていたが、ひょっとしたらこんな感じってのが偶然できた。
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なんでこんなふうにできたのかといと、昨晩仲間で酒を飲んでいて、〆はやっぱりうどんやろ~という話になり、急遽FPとパスタマシンで打ったもの。
普通だったら、きちんと長さもエッジもあるものになるんだが、昨日はたまたま「ふのり」をボールで戻していたら、戻しすぎてズルズルの糊状になったものがボールに軽く一杯できた。
それを練り水の代わりにして、塩を適当に目分量で入れて打ったため、出来上がりの予想のつかない状態で製麺することになったという次第。(酔っ払ってたし…)

ふのりは、新潟県六日町地方で蕎麦のつなぎとして使われるもので、ツルツルした食感とコツコツとした硬めの歯応えになるのが特徴。

蕎麦のつなぎになるものをうどんに入れても良かろうと思って入れたたんだが、昨晩のうどんはちゃんと啜ることができた。
しかし、冷蔵庫で一日置いたものは麺線のしなやかさが全くなくなり、お湯に入れて浮き上がってきた時点で、概ね10センチ未満に切れてしまっていた。

食感は悪いのか、というとこれがツルツルのシコシコで美味い!
長さもないし、エッジもないし、讃岐的にはダメを出されてしまいそうだが、食べると美味い。
海藻つなぎが生み出す食感は、うどん粉だけとは全く異質なツルツル感は不思議。

前の昆布うどんのときもそうで、水分を抱えるとゲル状になるものは、麺線になってからも少しずつゲルに水分を吸い込んでいくために、時間が経つと麺が切れやすくなるのではないかと思われる。

加水は55%以上。というのも重量の約50%の糊水を入れてかき混ぜただけだと、オカラ状にもならずパサパサだったので、少し水を加えたもの。そしたら、入れすぎた。

麺はふのりの赤い色がほんのり移っていたが、茹でると地粉のうどんのような色。

鳴門うどんを食べたことはないが、ブログのいろんな書き込みを読んでいると、きっと今日のような麺だったんだろうなと思った次第。
ある書き込みにもあったように三分の二を食べ終わる頃には箸でつまむのも難しいくらいの短い麺が大量に残っていて、レンゲですくって食べようかと思ったよ。(笑)
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Commented by kago-fp at 2007-09-28 23:13
ふのりはそばを打つときに使ったんですが、うどんに使うのも
おもしろそうですねー。ちゅるりんの食感がおもしろそうですもん。
短い麺をレンゲですくって食べるのもありかもー(笑)
Commented by yamomet at 2007-09-29 00:53
>kago姐さん
そうでしたね~、ふのり蕎麦打ったんでしたよね。
打ってすぐに茹でてしまえば、特段問題があるわけではないので、鮮度命で出すのなら、面白いかも。
それに食物繊維をうどん粉だけの麺よりも何十倍もたくさん摂ることができるわけだし、一石二鳥かも。
でも、うどんはやっぱりレンゲですくって食べるのではない方が良いと思いますが~。
Commented by Chika at 2007-09-29 07:20 x
そんなときに発明は生まれるのではないでしょうか(*^_^*)
Commented by up-jp at 2007-09-29 10:14
>chikaさん
おっしゃるとおり、イレギュラーなところから新しいものが生まれます。
プリンに醤油をかけると「ウニの味」がするなどという偉大な発見をした人、古代人で初めてナマコをかじった人などなど、大胆なチャレンジから新しい文化が生まれるのでしょうね~。(笑)
でも、ウィスキーをウォッカで割るのは止めた方が良いと思います。
Commented by みどりあひる at 2007-09-30 00:00 x
ちょっと私は「ふのり」の食味が解らないのですが、
見た目は「鳴門うどん」みたいですね!!
もう少しさらにシコシコ感を無くすとより近づくと思います(笑)
とにかく鳴門うどんはコシがない(笑)
麺線をこだわる必要がないので気分的に楽ですし、案外食べてみたらクセになるでしょう?(笑)
あとはお出汁に油抜きした油揚げを刻んで入れて下さい。
より鳴門うどんの雰囲気が出ますし、お出汁を吸った油揚げがこれまたグー!!
それからもし宜しければこちらに来られる際はお声を・・。
もれなくご案内イタシマス(笑)
Commented by ひろぽち at 2007-09-30 11:58 x
うわぁー、面白いですね!!

ふのりって、食べ物にも使えるんですね~(新発見)

僕が知っているふのりは、左官屋さんが壁をしっくいで塗るときに
ふのりを煮出して、ドロドロの糊にして、材料の接着剤として使います。

煮出すときは、物凄い海草の匂いがします(ウップ)

「ふのりをつなぎに」と聞いた時は少し驚きましたが(笑)

左官屋さんが使うのは、精製されてない「乾燥した海草のカタマリ」の状態で売られていて
それを煮出すので、そば用などに使う状態とはまた違うかもですが
先人の知恵って、すごいですよね。

よくもあの糊成分を応用されたもんですねー。ほんとすごい。

でも一番凄いのはウィスキーをウォッカで割る人でしょうな(笑)
それではウォッカをウィスキーで割ったら…

Commented by up-jp at 2007-09-30 16:16
>みどりあひるさん
鳴門うどんは、みどりあひるさんが作られていたのを読んで、真似事のようなことをしてみた次第です。
確かコシがないと言われてたよなぁと思いつつ、ツルツルでシコシコの短い麺と格闘していました。
塩をあまりたくさん加えないんでしたね。目分量で(しかも酔っ払っていたので)塩を入れているので、ひょっとしたらビックリするくらいの塩度だったかもしれません。
刻み揚げのおうどんはおいしいですね。新大阪駅構内の「きざみけつねうろん」が昔、大好きでうどんといったら新大阪駅、みたいなことを言っていた時期もありました。今では信じられないことですが。(笑)
Commented by up-jp at 2007-09-30 16:23
>ひろぽちさん
ふのりは僕自身も食べるものであるとは、40過ぎるまで知りませんでした。
うちは雑貨屋だったので、障子貼りや浴衣の糊付けなどに使うらしい四角くてガワガワした白っぽい布タワシのような「ふのり」の存在は知っていました。
それが多分ひろぽちさんがご存知のふのりの姿と一緒だろうと思います。食用は加工の仕方(多分、ゴミの取り除き方や洗ってから干すかどうかくらいだと思いますが)がちょっと違うんだと思います。
半年くらい前にあるメーカーにふのりを発注したら、食用にはなりません、という答えが返ってきて、注文をやめたことがありました。
新潟のへぎ蕎麦のつなぎは昔から海藻つなぎ(=ふのり)ですので、勝手な想像ですが、反物の染色で使う糊の材料として豊富にストックしてあったので、それを流用したものではないかと思います。
十日町、六日町というのは、反物の染色が産業ですので、あながち間違いではないだろうと思います。

ところで、ウォッカをウィスキーで割ってみます?
僕はイヤですっ!(爆)
by up-jp | 2007-09-28 22:52 | 製麺ログ | Trackback | Comments(8)