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越後の國の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)公式ブログ

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アコギ1本がバンドになる告井延隆ライブ

6/28夜、センチメンタルシティロマンス・リーダーである告井延隆さんのライブが行われました。
早々と予約でチケット完売になったこのライブ、どんなスタートをするのかとワクワク。

当日、午後3時ごろに会場入りした告井さんと名刺交換などして、告井さんはギターの弦の交換をしながら、私と最初にした会話は…

「僕、うどん打つんです。家族の年越しのうどんは僕の手打ちです。」

♪+*÷?! ほえ???

脳が一瞬混乱しましたが、1分後には熟成時間の取り方や粉の話で盛り上がっている変な準備時間となりました。笑

控え室もイレブンプラザにお願いして借りてあったものの、当の告井さんはずっと店内とイレブン広場を行ったり来たりしながら、ご趣味の将棋アプリを楽しみつつ、スタート時間まで待機。
早めにご来場された方は、主役の告井さんが普通にお客さまに混じって、会場席にいるのでとても驚かれた様子でしたが、そんなことを気にすることも無く、告井さんのリラックスタイム。
アコギ1本がバンドになる告井延隆ライブ_c0092877_2136122.jpg

ところが、一旦、ライブがスタートすると、目の前ではあの聴きなれたメロディーが正に生で次々に演奏されているんですが、聴いている私たちの目の中には速弾きをしているようにはまったく見えない左手と複雑な動きを見せる右手がポールやジョンやリンゴスター、ジョージがまるで、そこで演奏しているかのようにベース、ギター、ボーカル、コーラス、リードがそれぞれに絡み合って聴こえてくるのに、演奏は告井さん一人という不思議な不思議な空間がありました。

休憩時間を含めて、きっちり二時間。
これでもかこれでもか、というくらいの勢いで、繰り広げられる告井さんのBEATLESワールド。

In my Lifeやノルウェイの森では、その完成度に涙ぐむお客さまの姿も!

MCでは、あの4人を大好きで大好きでたまらない告井さんの思い、楽曲の編成の斬新さ、先進性、どうして世界的に生き残っているメロディなのかなどの薀蓄もたっぷり聴かせていただき、そこに参加したみんなが大満足できたライブでした。
アコギ1本がバンドになる告井延隆ライブ_c0092877_21464585.jpg

ライブ終了後、自主制作盤のアルバムを購入し、直筆サインをそれぞれのCDに入れてもらいました。
オマケに前日使って当日張替えのために外したライトゲージ1セットをいただきました。
本当に嬉しいオマケです。とても恐れ多くて使えないです。
でも、使わないと錆びちゃいますね。笑
弦は一緒でも弾き手が下手くそなので同じメロディもハーモニーも出てこないのが残念。

翌日、上越を発つ前に再び、店に寄ってくださり、
「もういっぺん、ここのうどんを食べておこうかと思ってさ。」
とおっしゃって、天ぷらとざるうどんを美味しそうに召し上がっていかれました。

今日は甲府で加藤登紀子さんのステージのバックアップとか。
トランクを引っ張りながら、背中にギターを背負った告井さんの後姿にステージでのゆるやかに軽やかに緻密に組み立てられたあのギターを音色が思い出されます。

今回、チケットが取れなくておいでになれなかった皆さん、また、次の機会も考えていますので、その時はぜひおいでください!どんな年代の方にもお奨めできるライブです。

告井さん、ありがとうございました。
また必ずお会いしましょう!
by up-jp | 2013-06-30 21:46 | イベント

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