2009年 04月 28日
Farmer’s table ふゆの日
ここは農業を営まれている若いご夫婦が自家栽培の無農薬の野菜を使った野菜料理のご飯を食べさせてくれるお店です。
安全で美味しい野菜を素材として、その持ち味を生かす料理を提供してくれています。
一番贅沢なことは土鍋炊きの三分搗き玄米ご飯を可能な限り、炊きたての状態で出してくださることに尽きます。
今日のランチメニュー(¥1000)は…
たけのこごはん
アスパラの春巻き皮包み揚げ
蕗の含め煮
五月菜のマスタード和え
しいたけと三つ葉のお吸い物
りんごの蒸し煮シナモン風味
たけのこごはんが美味しくて、ご主人のお奨めもあってお替わりさせてもらっちゃいました。
滋味深くて、体の奥の毒が抜けていくような気がする優しい野菜のごはんでした。
味付けは素材の味を生かして、程よいところで止めてあるので、一つ一つのお皿の料理が活きています。
席は8席ですので、大人数のグループで食事をするには少々不便がありますが、カップルやご夫婦、親友と二人のランチタイムやティータイムを楽しむのにちょうど良い空間がありました。
先日紹介した三水の「きなり」さんのパンも置いてあり、オーガニックファンとしてはたまらない一軒ではないかと思いました。
ご主人たちと小一時間も話していたのですが、自然の流れに逆らわず、その季節ごとの美味しい旬の野菜を提供することに腐心しておられるのがとても印象的でした。
そのことから言うと、今はちょうど端境期なのだそうですが、新たけのこ、五月菜、手近な山菜などを上手に使っておられました。
こちらで味わえるものは野菜のお料理ではありますが、その奥には季節感がなくなってしまった食卓への抵抗なんだな、と強く感じました。
「自分が旬の一番美味しいと思うもの、この時期にこそ食べて欲しいものをお出しするのが良いんだと分かって、メニューを盛りだくさんにしてないんです。
たくさんのものを作ろうとするとその時期にないものを使わないといけないことにもなりかねませんから。」
なるほどなぁと我が店の仕入れでもその季節感を大切にしないといけないなぁと思った次第です。
炊きたて、出来立ての美味しいランチを食べるためには予めお店に連絡を入れて、到着時間などをお知らせしておくと良さそうです。
「沁み滋味」と季節を味わいたいという方にはお奨めのお店です。
それと手づくりのテイスト満載の内装、重厚なアンティークの木のテーブル、ご実家の建材だったというケヤキの一枚板を使ったテーブルなどもウッディライフが好きな方にはたまらないものになっています。
妙高の作家さんの作による生地仕上げのトレー、黒檀の細身のお箸(これがなんとも使いやすい!)など木の持ち味を大切にしたものがたくさんあるのがまたイイ感じでしたよ。
それにしてもY田さんのアンテナは、感心するくらい感度が良いなぁ…
鶴越の情報開発本部長に任命だな~~~!(笑)
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Farmer's table 冬の日
〒943-0142
上越市下新町1057-2
電話 025-522-6568(ピーク時には電話に出られないこともあるそうですので悪しからず)
アクセス
R18バイパス下新町交差点を東へ。蔵王リース、真野建材さん倉庫前を通過して小さな橋を渡ったら、集落の中へ入り、最徐行でゆっくり探しましょう。(笑)
車はお店の前に最高3台まで駐車可能。乗り合わせて行くのが多分正解です。
by up-jp
| 2009-04-28 20:23
| 麦友・酒友