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そこへ直れ!手打ちにいたす!

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越後の國の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)公式ブログ

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memories「彦江製麺所」

memories「彦江製麺所」_c0092877_23505.jpg彦江製麺所は去年初めて坂出に来た時に1軒目に訪れたお店で文字通りの打ちたての茹でたてを食べさせてもらって感動したお店。
ぐずら氏は同じ店には二度行く方針ではないのだが、やはり朝一番の茹で立てうどんの魅力には勝てず、後輩の意見に同調してもらった。
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冷たいんをおばちゃんに〆たそばから丼に入れてもらって、出汁醤油で食べる。
ん~~これや!でも、去年よりもちょっと硬いのは、僕らが外で待ち構えていたのでおいちゃんが焦ったんやろうか…しかし、ぎゅっというくらいのしっかりした腰があってそれなりのボリュームはあるけれど、ツルツル入っていく。

初めてここへ来た時もそうだったんだけれど、美味そうな香りが漂ううどん出汁の鍋の前を通過して丼を置いて帰ることがどうしてもできなくて、結局お替りをする。
memories「彦江製麺所」_c0092877_23105168.jpg
今年は、薄味に炊いたおあげを一枚載せて。ゲソ天はちょっとボリュームがあり過ぎてあとでつっかえる。
ふんだんにイリコを使ったと思われる出汁が良い。
晒の袋にパンパンになるくらい出汁の材料が放り込んであるのをおばちゃんが引っ張り出していたのを見ていたから、かなりオーバースペックな出汁だと思った。

何店も一日にうどんを食べ歩いていて思うけれど、僕らは何年かのうちに一度が二度くらいしかその店には行かないわけで、当然、麺も出汁もばらつきが出てしまっている時に偶然行き当たることもある。
自分の味覚自体が究極の美味いものを知り尽くして、「美味い」とか「まずい」とか言っているわけではないので、あくまでもその基準は自分の味覚の経験以上にはならないものだと思っている。

こうやってブログにいろんなお店の食べ歩いた結果を書いているけれど、そのお店がそこにあって繁盛しているのは、一見の僕らのようなお客さんが繁盛させているのではなくて、そこに住んでいる人たちが気に入って毎日毎日通っておられるから繁盛しているわけで。
地元でそのお店を育てている皆さんとお店でコンスタントに美味いものを出そうと毎日努力しておられる大将に本当に感謝したい、と彦江さんに行って改めて思った。
by up-jp | 2007-07-10 23:19 | うどん店

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