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そこへ直れ!手打ちにいたす!

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越後の國の讃岐うどん房 鶴越(つるこし)公式ブログ

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春はもうすぐ…

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製麺をするつばき工房のすぐ横の公園でネコヤナギだろうと思うんですが、ぷっくりと膨らんだフワフワの新芽を見つけました。

春が確実に来てるんですね~
ちょっと嬉しくありませんか?

今日は定休日で銀行に行ったりちょこまか用事を足していたら、あっという間にいつもどおり休日は終わりました。確かにそうやって過ぎていった時間ではあるけれど、製麺の機械を使いやすいように改造したりもしたので、忙しいんだけど気持ち的には満足です。
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大した作業ではないんですが、福井工作所の手打ち式延ばし機の電源スイッチの場所を変えました。
デフォルトは写真の銀色のカバーの脇の脚に取り付けられているんですが、いちいちかがまないとスイッチを入り切りできないので、延ばし台の側面にビスで固定しました。

製麺をやらない方には大したことではないのですが、無駄な動作が減ることで製麺の時間がけっこう変わってきます。かがまなくてもスイッチのオンオフができるだけで腰が楽になったりもするのです。

最初はフットスイッチにしようと思ったんですが、パーツが意外に高くて「そこまで投資しなくてもな~」と思って躊躇しているうちに、要求されているのは「簡単にオンオフできること」だということに絞り込んで考えた結果、単純にスイッチの位置を高くするだけでなんとかできるという結論でこんなことをやってみました。

最初からついているモーター部からの電線を延長してスイッチにつなぎ直すという作業なんですが、素人にはまぁそれなりに手間のかかる作業でして…

最近は生地の温度管理を楽にするために電子サーモをつけましたが、24時間サイクルの簡易タイマーと組合わせることで省エネにもなっています。
春はもうすぐ…_c0092877_23234627.jpg
ホームセンターをぶらぶらしているといろいろと面白いパーツが見つかるもんで、1500円くらいで一週間の曜日ごとに器具のオンオフをコントロールできるデジタルプログラマブルタイマーがあるんですね~!
これを今度組めば、定休日はヒーターは完全にオフで、その他の曜日は夕方から翌朝にかけて設定温度を外気温に関係なく維持してくれるという有り難い技が可能になります。

ちなみに何人かの方がお使いの熱帯魚の水槽用のサーモスタットはこちらで使っているヒーターの起動時電力が大きすぎたためか、ヒューズが一発で飛んでしまい、メーカー修理となりました。
(参考:使用したのはシーパレックス600。修理完了品が手元にありますが、どなたか¥2500くらいで買いませんか?
そういった意味でも定格容量の大きな農業用の電子サーモという選択は正しいと思いました。

僕の好みの生地の芯温は21度です。
生地が適度に硬い反発力を残す温度です。

24度になると柔らかすぎて延ばす時に神経を使うし、厚さがなかなか均一にいきません。
かといって18度くらいだと硬すぎて延ばすのにえらく時間を要します。

そういった意味で意外に自分の作業のしやすい温度というのは触れ幅がわずか1~2度くらいなんだと実感しました。うどん職人の皆さんはその辺りどのようにしてらっしゃるのかな?
by up-jp | 2011-03-22 23:12 | 四方山話

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